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各国の中央銀行が金(ゴールド)の備蓄を進めているのに、なぜFRB、日銀、そして投資銀行はポートフォリオに金(ゴールド)を組み込むことを拒んでいるのか・・・

アベノミクスの虚構が暴かれ、トランプ・ラリーも終焉を迎えた今、投資家たちの見果てぬ夢は、いよいよ白昼夢のような悪夢に変わるのです。


この記事は、「カレイドスコープのウェブマガジン」の最新記事のダイジェストです。 ダイジェストは全文の4分の1程度です。全文はウェブマガジンでお読みください。

「どうか、パニックに陥らずに準備してください」-CNBC

この数週間、米国の主流メディアは、あたかもスクラムを組んでいるかのように一斉に景気後退キャンペーンを展開しています。

「先行き不況か?債券市場に見る景気低迷の兆しを恐怖してNYダウが下落」-USA Today(8月14日付)

「世界不況は、大方の予想を上回って早くやってくる」-CNN(8月16日付)

「問題は、いつ景気後退に突入するかではなく、それがどれほど悪くなるかである」-フィナンシャル・ポスト(8月15日付)

「ごく短いセンテンスで説明できる景気後退の恐怖」-FOXビジネス(8月15日付)

「景気後退が心配でしょう?どうか、パニックにならずに備えに取り組んでください」-CNBC(8月15日付)

<以下省略>

・・・いずれにしても、この現象は、なんら価値の裏付けのない基軸通貨ドルによって値付けされた株式、債券などのペーパー市場で起こっていることです。

では、現物としての実体を持っているコモディティー市場では、どうでしょうか。

まず、好不況を占う上で、もっとも信頼されている銅スクラップ価格の動向ですが、価格・数量とも受注量が大幅に落ち込んでいます。

<以下省略>

経済的にサバイバルするために必要なことは通貨の正体と本質を知ること

<前半省略>

・・・米国のすべての主流メディアが「景気後退を告げる赤信号が点滅している」と書きたてていますが、彼らが絶対に書かないことが、この「不換紙幣の実質的価値がゼロである」という真実なのです。

・・・一転して、ごく近い将来、“寛大で奇特な”グローバル・エリートと呼ばれている影の支配層は、果てしのない紙幣印刷と政府債務の拡大によって、限度額のない借金、デリバティブ、未積立負債の2兆ドルものポンジスキームを考案し、世界を阿鼻叫喚の地獄に叩き落そうとしている魔術師であり詐欺師であると叩かれるようになるでしょう。

もはや、彼らが発明した虚構の通貨システムが築いた無価値の紙の山によって、幻想的な富の世界を私たちに見せてきた西側諸国の政府と中央銀行の悪徳について議論することはタブーではなくなりました。

<中間省略>

・・・もはや、誰がどうやっても返すことができない政府債務のバブルが内破すると、借金によって資金調達(紙幣の増刷)された資産の大部分も無価値に戻ります。

・・・その理由は、印刷された紙幣や負債から生成された債券は、もともと紙代とインク代、印刷機などの設備の減価償却代と人件費以外の価値を持たない、実質的には無価値の通貨だからです。

・・・そこで、“寛大で奇特な”金融エリートたちは、自分たちが構築した現在の通貨システムを自ら終わらせて、デジタル法貨という新しいポンジ・スキームに乗り換えようと人工知能(AI)による暗号通貨の必要性を主張し始めたというわけです。

<以下省略>

近い将来、世界の人々が経験することになることとはハイパーインフレ

米・連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和に踏み出したことで、欧州中央銀行(ECB)や日銀などの先進主要国の中央銀行も、これに追随しようとしています。

今度こそ、世界が破滅するまで誰もブレーキをかけようとしない量的金融緩和が始まるのです。
もちろん、最初のうちは、表面的に「通貨戦争」の様相を呈することでしょう。

しかし、それこそが人々を欺くための中央銀行カルテルによる大芝居ですから、本当に経済サバイバルの準備をしたい人は、これに騙されてはならないのです。

<中間省略>

・・・欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、「超低金利政策は銀行にとって足かせではなく、むしろ支援要因となる」との考えを示していますが、 彼は、いったい何を言っているのでしょう?

すでにEUの民間銀行では預金口座にマイナス金利を課す動きが広がっており、預金者への負担増へ転嫁されています。
破綻した銀行や破綻しそうな銀行を預金者や株主などに救済させる「ベイル・イン」が始まっているのです。

つまり、ドイツ銀行のみならず、欧州の銀行の多くが「破綻寸前まで来ている」ということを表しているのです!

マイナス金利を預金者に課す、ということは、量的金融緩和による通貨の購買力の減少がもたらす「ステルス増税」では飽き足らず、いよいよ直接的に、その通貨を使用することを強制している国民にまで“魔の手”を広げようとしている明らかな証拠なのです。

<中間省略>

・・・今年10月をブレグジットの期限とされている英国は、すでにテクニカル的にはリセッションに陥っており、さらに「合意なき離脱」という最悪のケースとなった場合、中央銀行のイングランド銀行は、19年末までに政策金利を0.25%まで引き下げるとみられています。(ブルームバーグ 7月22日付)

多くの火種を抱え込んだままのEUと欧州中央銀行(ECB)の次の総裁は、なんと「国際通貨のリセット」が避けられないとして、世界政府の法定デジタル通貨を推進しようとしている国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルドが有力視されています。

報じられているように、ECB次期総裁にラガルドが就任した場合、彼女であれば間違いなくマイナス金利の深堀りを強行するでしょう。

それは、債券市場にとどめを刺すことになり、債券価格と通貨の崩壊が進むに連れて、債券投資は、よほどの剛の者以外、決して手を出してはならない史上最悪の投資の一つであることが証明されることになるでしょう。

この秋からは、米国の主流メディアに比べて、やや出遅感のある欧州メディアも、「重大なリセッション」を報じるようになり、金融危機を示唆するような報道を行うようになるはずです。

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あくまでもテクニカルの視点から言えることではありますが、ここ数日の株価反発ラリーは、今後、数日、長くても数週間以内に起こる株式市場クラッシュ第一弾の前触れであると最大限の警戒を要するでしょう。

そして、その後は、小幅のリバウンドを繰り返しながら、本格的な市場の下落トレンドに突入し、それは、大底に到達するまで数年間続くことになりそうです。

<以下省略>

金(ゴールド)の在庫は枯渇し、価格の上昇エネルギーが高まるばかり

<前半省略>

・・・銀行、保険などの巨大な資金を運用する機関投資家が、顧客から預かった資産を増やすために金(ゴールド)に有効な投資を行おうとしても、自身が投じた資金によって金(ゴールド)の価格を信じられないほど吊り上げてしまうリスクが生じてしまうので、顧客の資金を保護するだけの大量の資金を投じることは諦めざるを得なくなるでしょう。

特に米国の顧客は、資金の運用を任せている投資銀行がポートフォリオを組成する際に、利息を生まない金(ゴールド)を組み込むことに抵抗があるようですから、顧客が金(ゴールド)の重要性を理解するまでは大金を組み込むことを避けようとするはずです。

結果、顧客から資金運用を任されている機関投資家は、初動で金(ゴールド)価格が上昇していく様子を指をくわえて見ているしかないのです。

そして、ポートフォリオの中の株式、債券ともに長期の下落トレンドに入ったことを確認したときは、高値で金(ゴールド)を購入せざるを得なくなる羽目に陥ってしまうのです。

このとき、投資銀行などの機関投資家の逡巡が、さらに金(ゴールド)価格を押し上げる潜在的な上昇圧力として作用することになるのです。

<以下省略>

FRBの利上げは功を奏さず、金(ゴールド)の上昇圧力として働くだけ

大量に金(ゴールド)を購入して金融クライシスに備えようとする資産家は、まだ体一つ通ることのできる金(ゴールド)へのドアを開けることができます。

しかし、完全に手遅れになると分かるまで、機関投資家は金(ゴールド)の購入に動かないのです。

反対に、へそくりで貯めた少額の資金で金(ゴールド)を購入しようと考えている人には、躊躇していると、さらに小さなドアしか用意されなくなるでしょう。

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この秋から市場で起こるイベントの数々は世界に衝撃を与えることになるでしょう。

1日の株価は、かつてなかったほど激しく乱高下するようになり、結局、終値では騙し上げの連続で、翌日のオープニング・ベルとともに下げから始まるというような日が続くかもしれません。

それでもなお、ほとんどの投資家は、それが一時的な市場の歪みによって生じている現象に過ぎないと思いこもうとするのです。

彼らは、1913年に米・連邦準備制度が確立されて以来100年以上も紙幣を印刷する輪転機を回し続けてきたせいで、トランプによる利下げ宣言が、今度もまた「夢再び」とばかり諸手を挙げて歓迎しています。

しかし、残念ながら、今度、彼らが見る夢は、一時の熟睡さえ与えてくれない白昼夢のような悪夢でしょう。

彼らが、世界中の中央銀行が、いくら金融緩和を進めても、世界経済は一向に上向かないばかりか、バブル崩壊の規模を大きくするだけであることに気が付くのはいつのことでしょうか。

FRBの利上げは、今まで通用してきた定石のとおり、株式市場をさらに持ち上げるのではなく、反対に危機感を持った投資家の資金逃避を促して、金(ゴールド)価格の押し上げに作用するでしょう。

<省略>

・・・確かに2年物米国債と10年物米国債との利回りの逆転現象「逆イールド現象」は起こりました。
経験則から言えば、「警戒レベルを最大限に引き上げるべき」イベントが起こったと言えるでしょう。

経験則が曖昧な表現であると言うなら、ギャンブルの勝率を説明する「大数(たいすう)の法則」を用いて言い換えれば、「今度起こらない幸運に巡り合ったとしても、次は限りなく100%に近い確率で、それは起こる」ということになります。

世界は、すでにリセッションに突入しています。
そして、市場のクラッシュは必ず起こるのです。

その規模は想像を絶するほどで、まさに市場は地獄絵図と化すでしょう

「煩わしい問題」と耳をふさぐようにして遠ざけたり、逡巡している時間はもうありません。


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