ハリマオレポート

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福島の人々には「不安を思う自由」さえ与えられない。
世界中のメディアから、「日本のメンゲレ」と言われている福島県立医科大学副学長の山下俊一が、「甲状腺の追加検査をやるな」と各方面にメールで指示していたからです。

【福島県立医大 山下俊一氏、追加検査抑止のメール認める】
“福島児童 甲状腺ガンの疑い・文春スクープ” マコ氏「公益性のため報道した」
田中龍作ジャーナル 2012年2月26日から

管理人:
週刊文春「3月1日  春の特大号」に、「郡山4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い!」という衝撃的な見出しが躍ったのを見て、多くの人々がショックを受けたでしょう。

この記事は、文春騒動の背後にある本当におぞましい連中を炙り出すためのプロローグに当たる記事です。
文字起こしで記事が長くなっているので、結論だけ知りたい方は、下のほうの「ここから管理人」だけをお読みください。

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ところが、この記事の元になる取材を受けたというさっぽろ厚別通内科の杉澤憲医師から、週刊文春の記事には事実誤認がある、とクレームが入ったのです。

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それに対して、この記事を書いたおしどりのマコさんが、3月25日、都内某所で自由報道協会主宰の緊急記者会見を開きました。

以下、キレのいいフリージャーナリスト、田中龍作氏の「田中龍作ジャーナル」から。


週刊文春(3月1日号)に掲載された「郡山児童に甲状腺がんの疑い」のスクープ記事をめぐって、取材者のおしどりマコ氏と同誌編集部が25日夜、都内で緊 急記者会見を開いた。

さっぽろ厚別通内科の杉澤憲医師が前々日(3月23日)に記者会見し、「事実と異なる部分があり訂正する」と表明したことを受けたものだ。

冒頭で週刊文春編集部の前島篤志・統括次長は、「医師の名前は公表していないが、録音やメールのやり取りを保管しており、誤報と言われる意図がわからない」と真っ向から否定した。

杉澤医師の弁護士は記者団の質問に「(週刊文春相手に)訴訟を起こすつもりはない」と答えている。

記事の根幹部分で誤報があれば、訴訟に至るケースが多い。
訴訟を起こせないのは、記事が大意として間違っていないことを示したようなものだ。

(この取材を行って記事にしたおしどりのマコさんは)今後の活動方針について聞かれると、「福島の人々は『不安を思う自由』さえないと言われている。

これ以上そんな思いを抱かせないように今後も動いていきたい」と答え、ジャーナリストとしても活動を続けていく意志があることを明らかにした。

文春の記事にクレームをつけるはずのさっぽろ厚別通内科の杉澤憲医師は、逆に「事実である」と認めてしまいました。
さぞ、文春の売り上げは伸びたでしょう。

さらに詳しいいきさつについて、上杉隆氏がMCを努める「ニュースの深層」に出演したマコさんが語っています。
マコさんは医学部出身(鳥取大学医学部)だけあって、自身のブログでは専門知識が披瀝されているのですが、テレビ出演の場合は、それを控えているようです。

まずは、文春の記事で札幌の医師から「事実誤認」を指摘されたのは、以下のポイント。

1)文春の記事の見出しにある「甲状腺がんの疑い」というタイトルが不適切。

2)エコー検査を受けた内訳が違う。


この2点です。

で、この北海道の医師が何を主張したいのか、というと、「私が医師として、甲状腺がんなどと言っていない」ということを世間に知ってもらいたい、ということです。
理由は、この医師は「甲状腺がんかも知れない」とは言っていない、ということです。

こうした事態が紛糾すると、「事実誤認を主張する医師」の側が何かを隠しているのではないか、という疑惑が持ち上がってくるのですが、私が見た限り、この医師は「まっとう」な人間だと思います。

では、どうして、このような誤解が生じたのか。
それは、おしどりのマコさんの筆力が足りなかったこと。そして情に流されたこと。
週刊文春編集部がスクープを狙っていたこと。

こうした人情や功名心などが錯綜して、オーバートークしてしまった、というのが本当のところでしょう。
しかし、「甲状腺がんの疑い」というオーバートークをしても、文春の記事がミスリードしたと世間が考えていないのは、「とうとう来るべきものが来たか」と予想していたことだからです。

ということで、この騒動では誰も悪者がいない。
それぞれの立場で、「良かれ」と思ってやったことが、大騒ぎになったせいで、逆に週刊誌が売れ、記事が発した警告が、さらに増幅された、という点では「怪我の功名」と考えてもいいのではないでしょうか。

04:40から。

2012.2.28(火)ニュースの深層「私たちの未来と脱原発を考える」1/3


短い動画ですから、全編視聴ください。
ただし、話が言葉足らずで、判然としない箇所が多いので、管理人のほうで以下のように足りない言葉を補い要約しました。

-------------------------------------------------------------------------

【要約】

問題の文春の記事は、福島から北海道に自主避難をした人たち309名が、小児甲状腺のエコー検査を受けたところ、そのうちの何人かの人に、シコリが見つかったというもの。

そのシコリの見つかった何人かの人の中で、7歳と4歳の子供さんにシコリが見つかって二次検査に進んだという話。
マコさんが週刊文春のコーディネートの力を借りながらインタビューしたのが、その二人の児童のお母さん。

その他、周辺情報を集めるために、他の先生方にも取材して、出来上がったのが騒動になった文春の記事というわけです。

マコさん:
シコリが見つかっただけでは、まだ、健康被害というわけではないんですけれども、4歳児と7歳児からシコリが見つかったというのは事実です。
今のところ、確定はしていないものの良性の可能性が高い、ということです。

管理人:
ただし、チェルノブイリのときにも、最初はみんな「良性」だった。それが次第に「悪性」のガンになった-上杉氏。


マコさん:
この誤報だと指摘された『がんの疑い』という見出しのキャッチになっている文言は少しセンセーショナルに過ぎないか、ということで先生と話したんですれど、私自身も、編集の見出しには口を挟めないんです。

ま、実際、何人かの人からシコリが見つかったのは事実で、4歳と7歳の子供さんからシコリが発見されたということも事実で、それで二次検査に進んだのですけれど、それがエコーと血液検査しかしていない、ということなんです。

被曝による甲状腺ガンの主なものは乳頭ガンと呼ばれるタイプなんですね。

で、乳頭がんを二次検査で確定的に判断をするためには、細胞診が必要なんですね。

それは、福島県立医科大学の鈴木眞一先生も、福島県内における甲状腺スクリーニングについての中で、二次検査は細胞診をする、というふうにおっしやっていんですけれども…。

しかし、それも細胞診が行われずに、半年ごとのフォロー(追跡)にしましょうということで、そのまま二次検査に回されたものの、(福島医科大学で)決められていた細胞診はされなかったんです。

上杉隆:
結論から言うと、この北海道で実施された一次検査でシコリにしろ何にしろ、出たことは出たのですが、一般的な確率からいったら多かったのですか、少なかったのですか。

マコさん:
それが子供の甲状腺エコーが…割とここが肝だと思うんですが…データがないんですね。
だから比べようがないんです。

その確率が多いのか少ないのか、というのが福島原発事故前の子供の甲状腺のエコーのデータがないので、比べようがないんです。
また、小児甲状腺ガンというは、ものすごく確率が低くて、まあ、いろいろな病院の先生に聞いても、統計的なデータがきちんとないそうなので、50万人に1人の確率だったりとか、たくさん患者さんを診た病院によると、130万中2人だったりとか、小児甲状腺ガン自体は、ものすごく人数が少ないということ。

で、子供の結節(シコリ)が出た割合が、福島県の甲状腺でもそうなんですけれども、だいたい3割ほどなんですね。

管理人:
結節が出たのが、福島県の一次検査を受けた子供のうち3割もいる、ということ。
ただし、それが最初は良性でも、後々、悪性のガンになっていく確率となると、極端に低くなるということ。


チェルノブイリでも良性から悪性に変わっていった。
だから、今回、検査を受けた(福島から北海道に自主避難してきた)うちの3割の子供からシコリが見つかった、ということが今後、どのように推移していくかが、まったく分らないのです。


何しろデータがないのだから。

通常、小児甲状腺ガンになるのは、50万人に1人とか、130万人中2人といっても、それは原発事故によってできたシコリではないので、そのまま当てはまらない。

だから、将来、何が起こるのか、まったく予測すらできない中で、福島原発事故での一次検査で3割の子供からシコリが発見されたということは、実は数年後には、とんでもない数の子供が甲状腺ガンになる可能性がある、ということを示唆している。

それをマコさんは言いたいようですが、あまりに衝撃的なので口ごもっている。

マコさん:
成人で甲状腺のエコーを撮ると、だいたい3割くらい健康な方でも何かが見つかる、と言われているので、今回の福島の検査でも大丈夫だとおっしゃる方もいるんです。
しかし、一次検査で3割の子供からシコリが見つかっても、その子供のデータがないのです。

ということで、大人のデータをそのまま当てはめていいかどうかものすごく疑問に思っています。

管理人:
原発事故と関係がない条件下で、エコー検査をすると大人の場合、健常者でも3割に、何かしらの塊が発見される。でも甲状腺になるわけではないので、医師たちは重大に考えない。
しかし、今回のケースは原発から放出された放射性ヨウ素を問題にしているが、その他の核種も吸い込んでいるのだから、さまざまな可能性を考えなければならないはず。


ここをマコさんは「可能性」と言っているのです。

上杉隆:
まあ、親御さんは本当に心配する。
ただ、たまたま教訓としてあるのかどうか、先週、私が行ってきたヨーロッパ、特にチェルノブイリなどでは、甲状腺ガンのデータというのはないわけではないのですね。
26年間の分のデータの蓄積がある。

それと今回の北海道で行った一次検査の結果と比較してどうだろうか、という考えはできなかったんですか。

マコさん:
それと比較してですね。

周辺取材のときの情報源になった先生や、その他、お話を伺った先生からも聴き取りをしましたが、どうやら、そのチェルノブイリのデータというものが5年後から急激に甲状腺ガンが増えているので、本当は、チェルノブイリ原発事故から5年経ってから詳細な調査を始めたんではないか、とおっしゃる方も多いんですね。

なので、チェルノブイリ事故があってから5年以内のデータというものは、ガンが発症しなかったのではなく、詳細に甲状腺のエコーを撮ってなかったという見方をされる方も多いです。

上杉隆:
それは先々週、この火曜日に出演された広河隆一さんも、当時はソビエト連邦だったと。
そしてウクライナ、ベラルーシができた。
旧ソ連が崩壊して、独立国家共同体ができたのが、チェルノブイリ事故が起こってちょうど4年後、5年後なので、マコさんがおっしゃるように、可能性として指摘していた。

あと、その誤報だといった記事なんですが、誤報かどうかということよりも、むしろ重要なのは、いちぱんに気を遣わなくてはいけないのが、お母さんとお子さんですよね。

このお母さんたちは、この記事、そしてまた、その後の北海道での医師の会見、さらには土曜日に自由報道協会で、マコさんと週刊文春と会見を行いましたが、その一連の延長上に、この騒動があるわけですが、それをご覧になって、どういう風に反応されていました?

マコさん:
まず、そのインタビューをとった実家の方々とか、福島の方々にいろいろ聞いたんですけれども、あまりインターネットをご覧になっている方がおらず、記事は読んだけれども、そんな騒動になっていることは知らなかった、という方もいらっしゃいました。

で、そのインタビューをとったお母様自体は、「誤報ではない」と勇気を出して自分でインタビューを受けたと。
ということで、誤報だといわれるところは、その見出しのところと、あと検査の人数が子供と大人と人数が入れ替わっていたんですね。それは完璧にこちら側のミスなんですけれども。

記事では、「子供139名、大人170名を対象に甲状腺エコーを撮った」とあるのですが、これが「子供170名、大人139名」が正しくて数字が逆になっていたんです。

上杉隆:
見出しは、マコさんかタッチできないのです。

管理人:
見出しは、アンカーか編集が決めるので、ライターが決めているわけではありません。
週刊誌は売れなければならないので、法律の範囲内で、もっとインパクトのある表現を編集が考えるのです。
「甲状腺ガンの疑い」という表現は記者であるマコさんが付けたように世間は考えているのですが、彼女は自己弁護のために週刊誌の特殊な編集作業ゆえのことであることは言わなかったので、上杉氏が助け舟を出したのです。


マコさん:
こうした記事を世に出すのは躊躇はしました。
ですが、自主避難されている方々というのは、本当に自分の意思で避難をされていて、行政から言われたから避難しているというわけではないんですね。普通に避難されている方々と、わりと状況が違うんですね。

管理人:
マコさんは、「北海道に自主避難した人たちは、自分の意思をしっかり持っている人たちだ」と言っているのです。

それで彼女たちが、本当に自分たちが心配しているということを、感情ではなく、きちんと説明して、それを福島の中に届けて欲しいと言われまして。
彼女たちは、県外と県内で、伝わってくる情報がまるっきり違うと言っています。

なので週刊文春なら全国で売っているので、あちこち取材をして本当のことを書いて欲しいということで。

これ、実際に文春編集部から依頼の話があったのが1月の終わりなんですけれども、まあ約一ヶ月間、いろいろな先生方を取材して、この記事に載っているいろいろな専門医や、いろんな方に取材したんですけれども、きちんと全国に届けて欲しいと言われました。

上杉隆:
自由報道協会の会見では、いろんなお医者さんが取材をしていないとか、週刊文春の取材じゃない、という反論をしていましたが、マコさん自身は証拠という形で、いくつか持っていると。

マコさん:
そうですね。情報源の先生から文春としての取材を了承していただいたメールは残っています。

管理人:
いろいろなお医者さんには取材しているのです。
ただ、彼らは週刊誌の記事は取材を受けたあと、すぐに記事にされて書店に週刊誌が並ぶと思っているのです。

書籍などの場合は、執筆期間が長いので、自分が取材を受けたことを忘れた頃になって、やっと本が出る、ということがあります。
その場合は、取材を受けた側の環境が変わってしまっているので、「聞いてないよ~」ということになってしまうことがよくあるのです。


それが誤解の元になります。この話は、その程度のことで少し騒ぎかもしれません。

続き↓

2012.2.28(火)ニュースの深層「私たちの未来と脱原発を考える」2/3


マコさん:
2月21日に、原子力災害対策本部が、「小児甲状腺のヨウ素の内部被曝を測定したほうがいい」という原子力安全委員会の追加検査の要請を拒否したという資料が出ています。

上杉隆:
なんで? それは、検査しちゃいけない、というの? どうしてですか。

マコさん:
災害対策本部が追加検査をしないということに決定した理由が三つあります。

・甲状腺モニターが、約1トンと重く移動が困難、ということと、
・測定のために子供に遠距離の移動を強いる、ということと、
・で、三つ目が、「本人や家族、地域社会に多大な不安と言われなき差別を与える恐れがある」として拒否したのです。

管理人:
これは原子力災害対策本部の本部長・野田佳彦が決めたことです。まったくもって幼稚で屁理屈にもなっていない理由。野田という男は、ほとほと人間のクズです。

甲状腺内部被ばく>国が安全委の追加検査要請拒否

上杉隆:
すべてが論駁できる、本当に何の意味もない反論ですが。

マコさん:
そうですね。
で、安全委員会は最後まで、「ただちに追跡調査を実施する必要はないが、福島第一原子力発電所の今後の状況を見つつ、最終的な追跡調査の実施の有無について判断することが望ましい」と。
(原子力安全委員会は)かなり、検査するように何度も何度も原子力災害対策本部には文書を出ているんですね。

上杉隆:
福島県内では検査がしにくい、ということですか。

マコさん:
甲状腺学会宛に、このようなメールが送られておりまして。

「一次の超音波検査(エコー検査)で、5ミリ以下の結節や20ミリ以下の嚢胞(のうほう)を有する所見者は、細胞診などの精査や治療の対象にはならないものと判定しています。
先生方にも、この結果に対して、保護者の皆様から問い合わせが少なからずあろうかと存じます。
どうか次回の検査を受けるまでの間に、自覚症状等が出現しない限り、追加検査が必要ないことをご理解いだき、十分にご説明いただきたく存じます」と。

これは甲状腺学会のホームページにも載っているんですけれども。

上杉隆:
住民の健康や生命を守るべく、国も政府も学会もそうですけど、むしろそれよりも経済とか、コストを優先するほうに寄っていってしまった。

要するに、子供を守ること自体が未来の日本を形づくる上での最大の景気対策、経済復興だということが完全に考えとして抜け落ちている驚くべき実態をその記事で、マコさんたちが提起したのですが。

この後は、脱原発アイドルのプロモーション

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ここから管理人:

背後には、ガン創薬のために、福島の住民をモルモットにしてでも疫学データを欲しがる連中がいる

さて、この騒動に目を奪われすぎると本質が見えなくなります。
この奥に、福島県民の健康被曝調査に関わる絶対に看過できない犯罪的行状が隠されているからです。

文春は週刊誌の見出しに「衝撃スクープ!」と書いています。

どういうことかというと、文春編集部は、マコさんの律儀さを利用して、記者会見をセッティングしたようです。版元として、編集部としての主張があったのでしょうけれど、同時に話題性を喚起する目的もあったはずです。
当然、週刊誌の販売部数を伸ばしたいという意図があるわけですが、その一方で週刊文春は、この件について今後も追跡していくという意思表明を行ったわけです。

また、件の北海道の医師も、騒ぎを大きくして保護者の不安を焚き付ける意図がないことは、自由報道協会が記者会見を開いて騒いでくれたお陰で、世間に理解が浸透したはずですから特に問題はないはずです。

この件というのは、今では海外のメディアから、「日本のメンゲレ」と称されるようになった福島医科大学の山下俊一の犯罪的な行状と、その背後で名誉欲、支配欲、金銭欲に目がくらんで、住民をモルモットにしている連中の暗躍です。

まずは、何よりその証拠となるのが、山下俊一が日本甲状腺学会に当てた文書です。

画像クリックでソースへ
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この時点では、山下俊一は福島県立医科大学の副学長に就任していませんでした。
肩書きは、「日本甲状腺学会 理事長 山下俊一」になっています。

これは原発が爆発してから、わずか数日後のことです。
何のデータを基にして、「甲状腺ブロック」、つまり安定ヨウ素剤の服用が必要ないと判断できたのか。

山下は原発のエキスパートでもないし、第一、この時点では大気中に放出された放射性物質の量さえ分かっていなかったのです。その上、4号機建屋の使用済み燃料プールは、北半球を壊滅させる寸前まで行っていたのです。

これは、山下俊一が、まさに千載一遇のチャンスとばかり、なんとしてでも福島の住民を大量被曝させて、モルモットをつくりたがっていたことがはっきり分かる文書です。

そして、この日本核医学会とは何者。一般社団法人です。
会員になっている企業名を調べれば多くのことが分かるはずです。

山下俊一が「朝日がん大賞」を受賞した不可解な事実についても。

だんだん、それぞれの面子が面白いように、つながってくるのです。

そこには悪魔に取り憑かれた医学者たちの、ガン創薬の夢と名誉欲、支配欲、物欲が渦巻いているのです。

マコさんが直接、取材したところによれば、福島県立医科大学の鈴木眞一教授は、福島県内における甲状腺スクリーニングについての中で、二次検査は細胞診をすると言っているということです。

しかし、実際に二次検査に進んだ住民たちには細胞診が行われずに、半年ごとのフォロー(追跡)にしましょうということで決着したのです。
福島医科大学で決められていた細胞診なのに、なぜ行われないのでしょうか。

山下俊一が、「追加検査をしないよう関係者にメール」を送っていたからです。

そして原子力災害対策本部の本部長である野田佳彦は、それを受けて「福島の住民を不安にさせる」という理由で、甲状腺の追加検査をしないよう各機関に申し入れたのです。

自分たちの都合で命に関わる重要なことを平気で弄ぶ人々。

福島県には最初からも被曝医療の方針など存在していないのです。

日本のメンゲレと、流し目の気持ちの悪い日本のヒットラー、そして「ただちに」、「今すぐに」を繰り返して国民をマインド・コントロールした小太りの日本のゲッペルス。
役者が出揃ったようです。

作家の広瀬隆氏が山下俊一らを刑事告発したときに、山下は薄ら笑いを浮かべてこう言ったそうです。
「大学が私を守ってくれる」。

山下俊一の背後には、ガン創薬にゆがんだ夢を紡ぐ産学共同体が横たわっているのでしょう。

そういう意味では、山下俊一という、目の先一寸の強欲な男も、「彼ら」にとっては操り人形のひとつに過ぎないのかもしれません。

次に続く





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