
いわき市は、昨年暮れから、全6万8000世帯を対象に、40歳未満の住民約14万人に安定ヨウ素剤の郵送配布を始めました。今月中には配布完了の予定。
「現時点においては、未だ原発事故が収束していない状況にある↑」ので、緊急事態に備えてのもの、と添付されている説明書に書かれてある。
【安定ヨウ素剤について】
・安定ヨウ素剤の取り扱いについて
・2012年1月 安定ヨウ素剤事前配布まとめ
・引抜された安定ヨウ素剤、その行方

4月1日から適用される放射能の新基準値は、飲料水で1キログラム当たり10ベクレルです。
なんと、東京都の水道局では79ベクレルで基準値以下とされて、いったん摂取制限が解除されたのです。
去年の3月、多くの都民が、この危険な水道水をしばらく間、飲んで内部被曝したのです。

2012年(今年)4月1日から、今までの暫定基準値が撤廃されて、より厳しい新基準値が採用されます。
しかし、ほとんどの食品は、暫定基準値が適用されたまま市場に流通しているので注意する必要があります。