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元プラントエンジニア氏の「放射線防護の仕方」に関するツイートまとめです。(原研にいた方のようです)
この方は、九州に避難済み。

クリストファー・バズビー博士(イギリス、欧州放射線リスク委員会 ECRR)、ユーリー・バンダジェフスキー博士(ベラルーシ)から、引用することも多い。

・放射線防護の仕方(緊急時編)
・放射線防護の仕方(日常編)
・放射線防護の仕方(食品編)

の3つに分かれています。

内容は、すでに多くの人が知っていて、実行しているものが多いのですが、放射能被曝を防護する上で、気がつかなかったような重大なヒントがたくさんあります。手を加えず、緊急時のときの便宜を図るために簡単な編集をするに止めます。
は管理人の注釈です。

放射線防護の仕方(緊急時編)

1.
ある程度の高さの空間線量が 0.5μSv/h(東京の場合)を超えたら屋内退避。
ガンマ7核種で 2μSv/hを超えたら、実効線量は希ガスもふくめると 1000μSv/day にもなる。
屋内退避はコンクリート建物で、窓から離れた建物中央に位置する。

2.
マスクがなければハンカチやタオルを厚くたたみ、濡らして鼻と口を覆う。

核種が眼球に付着した場合には失明の危険があるので、目を閉じる。(子供は特に)
チェルノブイリでは即座に失明した子ども達がいた。

3.
家にいる場合は、窓と通気用のガラリを閉め、換気扇を止め、窒息しない程度にガムテープ等で密閉する。
木造やALCの建物などは、外部被曝としては外にいるのと変わらないことに留意する。

※ALCとは軽量気泡コンクリートパネルで造った住宅のこと。ヘーベ○ハウスが有名。

4.
線量が下がったら、気象予報で風向きを必ず予測し、安全な方角へ逃げる。
局地的な風にも注意。
風があると核種が地表面から舞い上がる。

マスク、ゴーグルは必須。
家に留まるかどうかの判断が運命を分けるので、慎重に判断する。あわてて逃げないこと。

※風向き予測は、いろいろあります。たとえば、このページ
ただし、予測なので、100%そのとおりになるかは分かりません。
火山噴火の場合には、火山灰が来るのかどうか、かなり予測できると思います。

5.
道路状況や交通状況。

あるいは行政的な規制が入ると交通機関が止まってしまう可能性もある。
その場合は屋内退避よりも被曝量は大きくなってしまう。

家に留まるか、避難するか、判断の分かれ目になる。

※東京都の場合なら、警視庁が震度6の場合、震度5の場合、それぞれ地震がおこった場合、都内の交通規制を行います。
逃げ遅れると、都内に缶詰状態になるかもしれません。
食料の備蓄は必要です。

警視庁大震災(震度6弱以上)発生時の交通規制

6.
避難する場合には、原発から最大限距離をあける。
ここまで逃げれば大丈夫ということはない。
原発事故の場合、最低1000kmは離れろというのは昔からいわれていたこと。

【参考】いろいろな原発からの距離
今、分かっている範囲内ですが、原子炉のすぐ近く、あるいは真下に活断層の存在が確認されていないのは、全国でも九州・佐賀県の玄海原発と、鹿児島県の川内原発の2つだけと言われています。


7.
避難の際、友人知人を説得することで避難が遅れる場合がある。

避難する旨を伝えたら、あとはそれぞれの判断しかない。
説得は無駄で、膨大な時間をとられてしまう。

津波てんでんこ」ならぬ「原発てんでんこ」。
家族には、常に
ゴーグル(顔との間に隙間のできないもの)マスク(n95以上)を持たせ、連絡の取り方を打ち合わせておく。

緊急時に、すぐにこうした決断ができるようにしておくために、たまに家族間で、友人間で話しあっておくことが必要です。

8.
避難するときは夏でも長ズボンとジャンバーを着る。

ジャンバーはビニールに近い安手のものがよい。
出来る限りからだを覆う。

外出先でそれがなければ、大きめのゴミ袋(80リットルとか)に頭と腕を出す穴をあけて頭から被る。
隙間はガムテープでふさぐ。

タイベック(一回一回使い捨て)が理想的ですが、とにかく夏場は熱いので熱中症になる恐れがあります。その場合は、ポンチョでもいいかもしれない。

8の補遺:
避難に使った服は、洗濯などせずにキッパリと捨てること。
その際も、取り扱いには十分注意する。
子どもの服ははさみで切って、頭からぬがせたりしない。
(脱がせるときに、服に着いた放射性物質が再び舞って、子供が吸い込んでしまう)。


9.
フォールアウトがあったときに使ったマスクは極めて高い汚染をされている。
無頓着に扱って食物などにばらまいては意味がない。

N95のマスクは必ず用意しておく。
写真は3/15のときのもの。慎重に使い捨てる。http://t.co/Bce2ZSeL

20120703-1.jpg

10.
航空機や新幹線で避難する場合でも、マスクはしたままにする。

乗客は機内に汚染物を服につけて持ち込んでいる。

子どものマスクは不織布テープかセロテープなどで縁をはってズレないようにする。

車の場合も同様。
エアコンは内気循環にする。

11.
自治体の線量計は、去年3/15の時にあり得ないほど低い値だった。
各自で線量計を持つか、民間で定点観測を行っているサイトを参照。http://t.co/APtEkBzC  

当時、最も信頼できたのはこちら http://t.co/9JfBvk9y

12.
情報収集力が明暗を分けます。
冷静な判断ができるように、いざというときをシュミレーションしておいてください。

国やメディアを信じない事。これが重要です。



管理人:

安定ヨウ素剤(ヨウ化カリウム)について

これは「緊急時」の対処の仕方ですが、この「緊急時」というのが、去年の3.11直後の原発の連鎖的水素爆発のときと違います。

4号機プール(1、2、3号機も同様ですが)の冷却、そして使用済み核燃料集合体6375体が納められている共用プールの冷却が止まれば、それほど時間をおかずに放射性物質が飛んできます。
圧力容器、格納容器、建屋はもうありません。

「洗濯物を取り込んで、ご近所に挨拶に行って」などという時間はありませんので、最悪の場合は、速やかに家族と連絡を取り合い、避難の準備をする必要があります。

これは火山の噴火の場合も同様です。(火山の噴火は、ほぼ数日前から予知できるので、気象庁も逐一発表するはずです。避難する時間は十分あるでしょう)

原発に関しては、同じタイプの災害は二度とない、ということです。

videonews.comの神保哲生氏が、4月上旬、福島第一原発から1.5kmのところまで接近してカメラに収めたとき、事前に安定ヨウ素剤を飲んでいたのです。
福島第一原発から1.5kmの現場報告

動画を見れば分かりますが、タイベックも着用せず、マスクも着けていませんでした。しかし、特に体調の変化はないようです。

神保氏は、以前から自宅に安定ヨウ素剤を2ビン用意していました。

日本の政府は、いまだに個人個人、自宅に安定ヨウ素剤を常備しておくことは勧めていません。

信じられないことですが、まだ、いちいち役場に取りにいかなければならない自治体があります。
こんなことをやっていたら、再び原発から大量の放射性物質が飛んできた場合は、防ぐことはできないでしょう。

福島県では、県庁の人間は特権階級のようです。彼らは、何度でも同じ過ちを繰り返すのです。

ただ、その中でも、いわき市は、それでは間に合わない、という反省から各家庭に郵送であらかじめ1回分だけ送る(この記事はよくお読みください)ことにしました。でも、たった1回分だけ。

これからは自分で考えて準備してください。

官僚、役人には十分な時間があるので、放射能の被曝に関して詳しいと思ったら大間違いです。彼らは未だに「何も知らない」のです。ほとんどの官僚が、私たち素人以下の知識しか持っていません。

【参考】
大飯再稼働とヨウ素剤内服非公式マニュアル(自己責任で)

Amazonで安定ヨウ素剤、またはヨウ化カリウムで検索すれば、何種類か出てきます。
自由に買うことができます。

あえて勧めはしませんが、万一のことを考えれば「できることをやっておく」に越したことはありません。

ただし、輸入物の場合、説明書も英語でしょうから、検討する前にレビューで評判を確認してください。

通常、安定ヨウ素剤は5年は保存が利くということですから、5年ごとに買い換えることになります。(できれば、3~4年したら交換したほうがいいのではないでしょうか)

薬剤師の処方がなければ買えないはずの安定ヨウ素剤、あるいはヨウ化カリウムが、通販で自由に買えるのです。

日本の医師は、というと、ほとんどが放射能に関しての知識を持っていませんから、処方のしようもないのです。
第一、もっと酷い過酷事故が起きれば、薬剤師、医師自体が避難してしまうということもあるわけです。

厚生労働省は、「暗黙の了解事項」ということで、自己責任を取れる人なら、「見て見ぬふりをしていますよ」ということです。
まったく、わけの分らない国です。

チェルノブイリ事故のとき、多くの旧ソビエトの人たちが安定ヨウ素剤を自己判断で飲みましたが、体調をくずしたりした人はいなかったと伝わっています。

マスク、ゴーグルの装着の仕方について

今年5月26日、マスコミ陣の福島第一原発入構取材が行われました。

このときに、福島第一原発の重要免震棟の東電職員が、初めて放射能防護を身支度をするマスコミ人に対して、細かくマスク、帽子、ゴーグルなどの着用の仕方を指導していました。

マスク、ゴーグルと顔の隙間を絶対に作らないこと。これがよく分かりました。
この記事を読んでください。それが書かれてあります。

マスクやゴーグルを隙間ができないようにテープで止めるのですが、普通の電気工事用のビニールテープやガムテープを使うと、アレルギーのある人は皮膚が酷くかぶれることがあるかもしれません。
薬局で売っている医療用テープ(ガーゼなどを固定する)なら安心だと思います。

去年の7月、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学事務局長クリス・バズビー博士が来日し、福島県の会津若松市に行ったときは、彼は東北道を使いませんでした。

わざわざ日本海側の道を経由して会津若松市に入ったのです。東北道で被曝することを恐れたのです。

それだけでなく、日本にいる間中、同じ服を着ていました。

英国に帰る直前、成田空港で持ってきた新品の服に下着からすべて着替えたのです。
そして、日本のいる間に着ていた汗臭い服はすべて成田空港で捨てていきました。

子供の服を脱がすときに、被曝しないように、という元プラントエンジニア氏の忠告は大切です。

服を着替えさせるときも、子供にはマスクを着けさせて、服に付着した放射生物質が室内に飛び散らないようにするために、静かにハサミで服を切って、すぐに傍らに用意していたビニール袋に入れて捨ててしまう。
とても大事なことです。







       
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