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Planet Ark

2011年6月4日に大噴火を起こしたチリのプジェウエ・コルドン・カウジェ火山から飛んできた火山灰に、丸ごと埋もれたチリ国境に近いアルゼンチンの街・ヴィジャ・ラ・アンゴストゥラ(Villa la Angostura パタゴニア)。

これと同じことが日本の火山で起こる可能性が高くなっている、と国内外の地震学者たちは一様に口を揃えて言います。
特に現実味を帯びてきた富士山の噴火は、確実に首都・東京を襲うだけに重大視されています。


火山灰で壊滅した町の姿

1960年5月23日のチリ地震(マグニチュード9.5)の2日後に噴火したプジェウエ・コルドン・カウジェ火山(Puyehue Cordon Caulle 標高2240m、チリ)。

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その噴火から60年経った2011年6月4日、今度は地上15kmまで噴煙を噴き上げるほどの大噴火を起こし、すべてのライフライン、航空、道路などのインフラも完全に使用不能となりました。


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写真:その①Mail Online  2011/6.6  その②Mail Online  2011/6.7

昼間でも太陽の光は届かず、火山雷の恐ろしい稲光が、太陽の代わりに大地を一瞬だけ明るくします。
地獄のような光景です。

この噴火によって、チリ、アルゼンチン国境付近のいくつかの町は、完全に灰に埋もれ、復興のために隣の国のアルゼンチンの芸能人たち(ディエゴ・トレス   Diego Torres)もテレビなどで募金を募る運動を始めました。

アルゼンチンの国境の向こう側の風下に住んでいる住民たちは、火山灰の重みで家が倒壊する恐れも出てきたので、火山灰が降り注いでいる中、灰の除去作業に乗り出しました。

彼らは、有害な汚染物質を吸い込んでしまいました。

下は、砂の波の中に潜ろうとするダイバー。この映像は、日本のバラエティ番組でも紹介されました。

Buceando en cenizas volcanicas - Incleibles Imagenes!


これは、この記事のトップ画像の風光明媚のリゾート地・アンゴストゥラが面しているナウエル・ウアピ湖(el lago Nahuel Huapi)の映像。

普段は、こんな絶景が広がっているのですが、プジェウエ・コルドン・カウジェ火山の噴火によって、この遠く離れたアルゼンチンの湖にまで火山灰が押し寄せ、最終的には上の動画のように、湖全体が砂の海になってしまいました。

この火山灰は、地球を南周りに半周し、オーストラリア・ニュージーランドまで到達しました。これらの国々の空港の滑走路や旅客機も灰に被われ、滑走路は閉鎖、飛行機のトラブルが心配されました。

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アルゼンチン・パタゴニアのSan Carlos de Bariloche国際空港

M9クラスの地震の後では例外なく火山の噴火が起こっている

6月8日の深夜、NHKの特番「MEGAQUAKEII」の再放送がありました。
翌日の6月9日には、MEGAQUAKEIIの第三弾「MEGAQUAKEII(3)“大変動期”最悪のシナリオに備えろ」が放送されました。

巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(1)

巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(2)

全体的には、このNHKの特番は、去年の3月11日の大震災を境に日本列島の断層が活発化し、東北地方から関東地方の沿岸部でのアウターライズ地震、東南海地震とあわせた3連動地震、そして首都直下型地震の発生に黄色信号が点ったことを警告する内容になっています。

また、過去マグニチュード9クラスの巨大地震が起こった後に、必ずといっていいほど大きな火山の噴火が起こっていることから、日本の火山でも、このプジェウエ・コルドン・カウジェ火山の噴火のようなことが起こる可能性が高くなってきたこと。

特に、富士山の地下でのマグマの活動が活発化し、それにともなう異変の数々がはっきり確認されており、意外に早い時期に噴火するのではないか、と専門家たちが指摘していることなど、さまざまな予兆が目に見える形で示されるようになってきたことから、日本列島が大変動期に入ったことを警告するものです。

この放送が流されるまでもなく、10年くらい前からでしょうか、次々と立ち入り禁止になる火山が増えてきて、遠くから眺めるだけでお茶を濁すような山が増えてきたのです。

その典型的な山が、上信越国立公園の草津白根山です。



私が小学生の時に初めて訪れたとき草津白根山は、こんな風景で、火口湖(湯釜)の水位も低く、火口の中に下りていって、湯釜の水を手ですくうことができました。(強酸性ですから非常に危険です)

しかし、年々、一帯から噴出される硫化水素ガスの濃度が上昇し、危険レベルになってきたので、柵の内側から火口湖見るだけになりました。

そして、4~5年前に訪れたときは、火口壁に向かうもっとも距離の短いハイキングルートは閉鎖され、火口湖からもっとも遠い山の上から眺めるだけになりました。

私が行ったときは、地元県警のパトカーや山岳パトロールの4駆車が白根山直下の駐車場に集っていて、ものものしい雰囲気でした。

駐車場の係員によると、白根山一帯に微震動が続いているので警戒態勢に入っているとのこと。
といって、観光収入を減らすわけにもいかないので、こうした態勢をととのえたのでしょう。

実際に火口湖の真ん中辺りは、湖底から上がってくる熱水によってエメラルドグリーンの湖面の色が白くなっていました。
過去、10回以上訪れていますが初めて見る光景でした。

草津白根山には、気象庁や東工大の研究者チームが入って調査を続けていますが、火口内壁の温度上昇や火山ガスの濃度が上がっていることが確認されており、地震による微震動も続いています。

こうした、立ち入りが許されているいくつかの火口を覗いたりしていると、「日本列島全体が熱くなっている」ことを実感できます。

このNHKの特番は、「とうとうやって来たのか」と、私に覚悟を決めさせることになりました。

マグニチュード9クラスの巨大地震と大きな火山の噴火が連動して起きることは、近年、多くの専門家が指摘しており、「それは例外なく起こる」と断言する学者が数多くいます。

その一人が火山噴火予知連絡会会長藤井敏嗣(ふじいとしつぐ)東京大学名誉教授です。

岩手放送の「気になる火山活動」2011年12月17日・18日OAの中で藤井教授について、

「岩波書店「科学」2011年10月号の中で「マグニチュード9以上の巨大地震 は、例外なく火山噴火を誘発するようである。
20世紀半ば以降、マグニチュード9を超える地震は5例知られているが、いずれも近くの複数の火山で数年以内に噴火が生じている。

マグニチュード9.2だった2004年のスマトラ地震の4ヵ月半後に噴火したタラン火山をはじめとして、約3年後に噴火したケルート火山までの4火山が誘発噴火したと見なされている。
今回のM9の東北地方太平洋沖地震でも、火山噴火の誘発に今しばらく注意する必要がある」


と結んでいます。

では、本当にそうなのか、過去に起きたマグニチュード9を超える地震のうち、もっとも被害の大きかった1960年のチリ地震、1964年のアラスカ湾地震、そして2004年、数十万人規模の死者を出したスマトラ島沖地震の例を見てみましょう。

■チリ地震

1960年5月23日のチリ地震(マグニチュード9.5)の2日後に、プジェウエ・コルドン・カウジェ火山、7か月後にはカルブコ火山が噴火(リンク先は1961年のカルブコ山の噴火の様子)。

プジェウエ・コルドン・カウジェ火山は、最初の噴火から60年経った2011年6月4日に再び大噴火を起こし、南米パタゴニア地方のリゾート地・ヴィジャ・ラ・アンゴストゥラが壊滅状態しました。

これは、1960年のチリ地震によって、断層が大きくずれて地層の構造が変わったために、マグマの通り道ができたためです。

地震の前までは、マグマの地下から突き上げる圧力を上に乗っている地層の圧力が抑えていましたが、これが地震によって、たるんだり、歪んだりして、地下のマグマの圧力に負けてしまったことから、まるで噴気泉のように一気に地表にマグマが吹き出して大規模な噴火が起こったのです。

チリ地震がトリガー(誘発)となって、火口の蓋が開けられたからには、これからも、この一帯では噴火が繰り返されるはずです。

■アラスカ湾地震

1964年3月28日に起こったアラスカ湾地震 (M9.2)の2か月後に、トライデント火山(当時の噴火の写真は発見できず。これは1963年のトライデント火山の写真。地震の前から噴火していた模様)、2年後にリダウト火山が大噴火

■スマトラ島沖地震

2004年12月26日、インドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したマグニチュード9.1の巨大地震の後、インドネシア諸島の火山が次々と噴火しました。

2005年3月12日    タラン山噴火 (スマトラ島西部)
2005年3月13日    タンクバンプラフ山噴火 (ジャワ島西部)
2006年5月15日    ムラピ山噴火 (ジャワ島中央部)
2007年11月3日    ケルート山噴火 (ジャワ島東部)
2010年8月29日    シナブン山噴火 (スマトラ島西部)
2010年10月26日  ムラピ山噴火 (ジャワ島中央部)

2004年12月の本震の3ヵ月後に、まずスマトラ島西部のタラン山が噴火、翌年2005年3月にはジャワ島西部のタンクバンプラフ山が噴火しました。

最近では、2010年10月27日、ジャワ島中部に位置するムラピ山が再び大噴火を起こし、呼吸器障害などによって生後2ヵ月の乳児を含む少なくとも25人が死亡しました。


確かに火山噴火予知連絡会会長藤井敏嗣教授が言うように、「マグニチュード9クラスの巨大地震の後には例外なく火山が連続噴火している」ことは定説となっていることが確認できました。

3.11の発災直後から、全国の13の火山の活動が活発化したことは、この定説をさらに補強することになるようです。

ただ、現時点では、これが全国20以上の火山に増えており、それぞれの火山周辺の地熱が上昇したり、火山ガスの噴出量が増えていることが観測されています。

4年以内(2015年内)に富士山は噴火するかもしれない

富士山で起こっていることは「明らかに噴火の前兆」として多くの学者が捉えています。

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上の画像(2007年1月撮影)は、江戸時代中期の1707年(宝永4年)に大噴火を起こした富士山の宝永大噴火口です。

宝永大噴火は、記録に残る日本最大級の地震、宝永地震の49日後に起きた超弩級の大噴火
宝永地震が起きる4年前には、房総半島野島崎沖を震源とする元禄大地震がありました。

元禄大地震はマグニチュード8.1と推定されていますが、このときに富士山周辺の地層が壊れて、地下のマグマの道筋が出来上がったに違いありません。
そのマグマの圧力が宝永地震によって一気に開放されたのです。

前出の内閣府・火山防災対策検討会の座長を務める藤井東大名誉教授は、2012年3月21日に開かれた火山防災対策の検討会で、
「過去M9クラスの巨大地震の後、それに誘発されたと考えられる噴火が必ず起きている。昨年の三陸沖巨大地震から富士山の噴火も起こりうる」と指摘。

間もなく富士山大爆発 :火山防災対策検討会で藤井教授


藤井教授の警告を裏付けるように、今年になってから、富士山周辺で起きている異変が顕著になってきました。


富士山の山肌の残雪が、羽ばたいた鳥の姿に見える「農鳥」という現象が、例年なら4月下旬から5月下旬にかけて見られるのに、今年は1月に見られたり、去年の9月から、富士市の住宅街で大量の湧水が噴出するようなあふれ出たり、7年ぶりに幻の「赤池」も出現しました。


琉球大学の木村政昭名誉教授(地震地質学)は、もっと具体的です。
木村教授は、2015年までに富士山が噴火する可能性があると分析しています。

私は、この木村教授の本は何冊か読んでおり、今のところ、もっとも信頼している専門家です。

木村教授は、何年の何月頃、地震が起きる、噴火が起きると予言者のような予測はしないのですが、少し長いスパンで見ると、もっとも確実性の高い未来予測を行ってきました。

2007年太平洋学術会議で木村教授の研究チームが、三陸沖で2005±5年のうちに、マグニチュード8±の大型地震が起きる可能性について発表していました。
予想は1年遅れましたが、不幸なことにそのとおり2011年3月11日に巨大地震がこの地点で起こってしまったのです。

そして、今度は、富士山の噴火が2011±4年に起きると分析しているのです。

20120610-6.jpg

木村教授の大地震予測に関する本は、「当てっこ」するための本ではないので、それを求めると当てが外れます。
しかし、地震学の一端に触れ、自己流でも自分なりに予測してみようという人には最適です。

とうとう最近では、意志薄弱なメディアでも富士山噴火を警告するようになりました。
下の動画の04:30あたりから。

20120130 富士山に“異常現象” 噴火の予兆?


木村政昭教授:

「数年前から5合目より上で、噴気が吹き上がっていて、湧き水による水たまりがたくさん発見されています。
富士山の山頂近くの斜面は永久凍土のため、普通はもっと低い位置に湧き水が流れるんです。
これは富士山内部のマグマが上昇しその熱によるものである可能性が高い」。

木村教授のもとには、旅行者のコンパスを狂わすという不思議な現象も報告されているとのこと。

「現在、富士山の地下では地震によって太平洋プレートが大きく沈み込み、マグマが持ち上げられている状態が続いている。連動地震が発生しなくても、今後4年以内に噴火してしまうかもしれません

と木村教授。

6月8日のNHKニュースでは、「今度、富士山が噴火した場合、麓の火山灰の厚さは1m、関東全域では最大で10cmとなる見込み」と書いています。

「気象庁気象研究所の新堀敏基主任研究官は、富士山で300年余り前の1707年に起きた宝永噴火と同じタイプの大噴火が発生した場合に、火山灰がどのように広がるかを推計しました。

噴火は、当時と同じように半月余り続いたと仮定し、おととしと去年の同じ時期の気象条件を当てはめて計算しました。

いずれのケースでも静岡県御殿場市などふもとの地域では、厚さ1メートルを超える火山灰が積もり、関東でも神奈川県西部などの多いところでは10センチ以上に達することが分かりました」。


3.11の大地震によって、確かに日本列島の広い範囲で、地殻の構造が変わってしまって断層が活発化しているのです。

今まで、ゆっくりとした速さで潜り込んでいたプレートは一層早いスピードで、噴火の可能性が高いと言われていた火山は、その地下でマグマが一層活発に動いているのです。

もし富士山が多くの専門家が警告しているように噴火すれば、東京も、チリのプジェウエ・コルドン・カウジェ火山によって火山灰の中に埋もれてしまったヴィジャ・ラ・アンゴストゥラのような街になってしまうかもしれません。

そして、日本のみならず海外の専門家の多くが「もし」ではなく、「それは、迫っている」と警告しているのです。

深刻なのは、呼気からガラス微粒子を吸い込んでしまうこと-肺炎・気管支炎・白内障

富士山が噴火して火山灰が季節風に乗って首都圏を襲ったとき何が起きるか。

2004年12月のスマトラ島沖地震によって地殻が一定方向に引っ張られ、マグマ上昇の通り道ができてしまったことで次々と火山が噴火しました。

それは最近になっても続いています。
2010年に起きたジャワ島のムラピ山の再噴火のときには、飛んできた火山灰によって住民の間に広く呼吸器障害などが発生し、生後2ヵ月の乳児を含む少なくとも25人が死亡しました。

「事件」としては、ひとつのニュースですが、その後も、何人かの人たちは呼吸器障害で長い間、苦しむのです。

富士山から飛んでくる火山灰が東京にやってくれば、被害はその比ではないでしょう。

少し古い動画ですが、富士山からの火山灰襲来について分かりやすく解説している動画があります。

富士山噴火


富士山が噴火すれば、その規模に関わらず少なくとも首都機能のいくつかは麻痺します。
噴火の規模が大きければ、首都は完全に麻痺。

もし溶岩流が、専門家がシミュレーションCGで明らかにしているように、南東の太平洋側に流れ出た場合は、東名高速、新幹線を始めとするすべての交通網が遮断されてしまって、西日本からの救援物質が届かなくなります。

水道・電気・都市ガス・電話・インターネットなどの通信網はシャットダウンし、銀行のATMも止まるでしょう。
もっともお金があっても、コンビニや食料品店から瞬く間に商品が消えていることでしょう。

人々は、救援物資がしばらくの間、届かないことを知って、まず水・食料を買い求めに、昼間でも夜のように暗く、火山灰が舞い落ちる中を徒歩で食料品店に向かいます。

そこで当面の食料を手に入れられた人は幸運です。

20120611-1.jpg

送電システムはシャットダウンしてしまいますから、当然、信号も消え、道路に降り積もった火山灰でスリップする車が続出。怪我人とクラッシュした車が道路をふさぎます。

機転の利く人たちは、早いうちに買い物に出たものの、ゴーグルで目を保護しなかったことを悔やむことになります。
火山灰のガラス微粒子が目に入って、後になってから最悪、白内障になる人が増えるからです。

これは富士山が噴火すれば、現実に起こることです。

日本の防災対策は、子供役人がやっていた

福島第一原発が事故を起こしたときのために、福島県庁は防災マニュアルを作っていました。
しかし、それはまったく役に立ちませんでした。

各自治体に配布した防災マニュアルには、「マスクの着用」を呼びかける一文さえ書かれていなかったのです。

また、安定ヨウ素剤は、各役所まで取りに行くことを住民に強いていたのです。
被曝しないために必死で遠くまで逃げてきたというのに、再び放射性物質が降り注ぐ役所の窓口に取りに戻って来い、と。

それが、佐藤雄平の福島県庁職員たちが考えた原発事故対策でした。
福島県の県庁職員は、おそらく精神に異常がある人間しか務まらないのでしょう。

官庁・役所など能力がない人間の掃き溜めです。彼らは本当の災害のときには「役に立たない」。

最初から管理もできないことを、「できる」と言い、実際に事故が起きて、行政の落ち度を指摘されると、責任追及を逃れるため、逆に情報を隠蔽する方向に走るのがこの国の役人です。

どうも、官僚、自治体の公務員は、彼らの人格形成の上で、致命的な欠陥を持っている人々のようです。
そうした人々が、いくら防災対策をやったところで、いざというときには実効のあるものにはなりません。

前出の火山噴火予知連絡会 藤井敏嗣教授が、この点を指摘し、火山対策強化を求め決議 赤嶺氏質問 予知連会長窮状訴えています。

「アメリカ、イタリア、インドネシア、フィリピンなどいずれの火山国も地震・火山観測などの専門家が国立機関に一元化されているのに、日本は国による推進本部体制は地震観測研究にはあるが、火山は対象にしていない。

日本の活火山の約半数は無監視に等しい状態であり、先進国の中では日本だけが火山噴火の脅威にさらされる危険がある」
と委員会で強く訴えました。

つまり、日本の火山の災害対策の現状は、チリのプジェウエ・コルドン・カウジェ火山噴火のときに取られた対策より杜撰だということです。

富士山噴火(その他の火山噴火についても)に対しては、一切何もやっていないどころか、役人たちは想像さえもできていないのです。

いつも「起きてから慌てて考える」。

彼らは、腕組みしながら考え、あるいは膝をガクガクさせながら、必死に自分がパニック状態にならないように気をつけながら考える。

そして出した答えは「パニックを恐れて避難させなかった」。

「安全神話」は、役人たちの言い訳のために、うまく利用されてきたのです。そして、今でも、この国の至るところに蔓延しているのです。

フリージャーナリストの上杉隆氏は、5年前に富士山噴火の可能性について雑誌に記事を書いています。
富士山は噴火しない? 行政とメディアの情報隠蔽は昔も今も (2007年12月)

その当時、上杉氏は「風説を撒き散らす不埒なヤツ」と行政、マスメディアにバッシングされていました。

しかし、去年、福島第一原発人災事故が起こってから、地震学者たちがいっそう研究・調査に熱を入れることなり、今までこうした専門家たちの警告を、まるでオカルト話のように扱ってきたマスメディアの連中は、手のひらを返したように、専門家たちに新聞記事のスペースを割り当て、テレビの報道番組は尺を割いたのです。

富士山噴火の可能性とその報道にあるように、当初、富士吉田市の市職員などからは、恫喝ともとれる脅しが入り、村役場のほうも、噴火など想定していない、と一蹴されていたものの、ここにきて国の対策委員会が本格的に立ち上がったことから、彼らの態度は豹変したのです。

この富士市の市職員の実名を公表すべきです。

福島の子供たちに今でも年間20ミリシーベルト超の外部被曝を強いている文部科学省は、どうしたことか、富士山の起こり得る災害については積極的にメディアに流しています。


「富士山の直下に活断層が存在する可能性が高いことが文部科学省の調査で9日、分かった。
地震の揺れで山体崩壊と呼ばれる巨大な山崩れが発生、東山麓の静岡県御殿場市などで大規模災害の恐れがある」。
(産経ニュース 2012年5月10日)

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産経ニュース 2012年5月10日より転載


「富士山東側の地下から直下にかけて、断層とみられる構造があることを確認した
地表付近から深さ約5キロまで続いている。
断層の長さは約30キロ。100万年前以降も動いていたとみられ、M7程度の地震を起こす可能性もあるという」。
(朝日新聞 2012年5月11)

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朝日新聞 2012年5月11より転載


「山体崩壊は大きな噴火や地震で山の斜面などが一気に崩れる現象だ。
富士山のように急峻で形のきれいな成層火山で起きやすい。

崩壊による岩屑雪崩は時速100キロ前後で山麓を下り、川や地下の水と混じって泥流が発生。海へ流れ込み津波を起こすこともある。

最も破壊的な火山活動で、噴火とは比較にならない甚大な複合災害をもたらす」。

「富士山が活断層で山体崩壊を起こす可能性は約10年前から指摘されていた。
産業技術総合研究所の山元孝広主幹研究員は、M8級の富士川河口断層帯が約2900年前に動いたことから、この地震で山体崩壊が起きたと推定した。

今回の断層が富士川河口断層帯と連動して崩壊を起こした可能性もある。地震でいつも崩壊するとは限らないが、富士山はいずれ崩れる運命にある」。

(産経ニュース 2012年5月21日)

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産経ニュース 2012年5月21日から転載

調査チームの佐藤比呂志・東大地震研究所教授は、

「富士山の東山麓で人工地震波などを使って地下構造を探査し、御殿場市付近で地下に隠れている断層を発見した。
数十万年前以降の火山噴出物の地層を動かした形跡があり、活断層の可能性が高いと分析した。

北東-南西方向に伸びる長さ約30キロの逆断層で北西に傾斜しており、下端は富士山直下の深さ十数キロと推 定。マグニチュード(M)7級の地震を起こすとみられ、揺れで東斜面が崩壊し、大量の土砂が雪崩のように下る岩屑(がんせつ)雪崩や泥流が発生する恐れがあり、甚大な被害を周辺地域に引き起こす危険性があると結論付け、5月9日、これを静岡県に伝え、千葉市で5月20日からの日本地球惑星科学連合大会で発表した」

ということです。

富士山の地下でのマグマの活動が活発化。新たに見つかった断層。
かなりの可能性で火山噴火か地震によって、富士山が山体崩壊するでしょう。

これとは別に、富士山の山頂直下から真西へ大沢崩れの山体崩壊が進んでいます。
大沢崩れは、約1000年前から始まっており、最終的には山頂部分が崩落し、ドームのような山容になってしまうでしょう。

どうであれ、富士山は崩れ去る運命にあります。

私の中では、そろそろ富士山の噴火も考慮して、災害対策の絵を描いておく必要を感じはじめています。

浜岡原発と地震、富士山の噴火。そして、東京直下型地震と東南海地震との連動…。
そして福島第一原発の4号機使用済み燃料プールの崩壊。

それらが起こりうるものとして防災対策、その後の生活を計画しておく必要があります。

かつて、ロックンローラーの矢沢永吉が成り上がって山中湖に家を建てる前、「キャデラックに乗って、10m先のタバコ屋にタバコを買いに行くのが夢だった」と抱負を語ったのですが、もしそんな住民が富士山麓にいるとすれば、今のうちに4駆車に買い換えておいたほうが良さそうです。

ロックンローラーといえども、布袋寅泰・今井美樹夫妻のように、「放射能と地震が恐いのでロンドンに避難しました」と言っても、決して弱虫でも恥でもありません。

この記事は、複雑さを避けるために、富士山の噴火だけに絞ってまとめました。本当の災害は、複合的に、それも同時に起こるはずです。

いくつかの事態を想定して、そろそろ避難計画を立てておくべき段階に入ってきたということだと思います。




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